『竹』はいろいろと利用されている

2011.11.25

竹という材料は、日本の住まいには、いろいろと利用されている。ます、床柱に使われている。竹の床柱には、四角い形に加工されたものもある。床の間には床柱のほかに、落とし掛けにも利用されている。「竹の柱に茅の屋根」ということばがある。これは、いわゆる田舎の家のことを言うようである。このほか、竹は壁下地の小舞竹としても使われる。最近の住宅にはこの小舞竹は使われてはいないが、戦前には東京の住宅でもたくさん利用されたものである。

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和風住宅の骨組みは、柱と柱との間を貫(り小幅板)でつなぐ。この貫を元にして、割り竹を細かい碁盤の目に組み、これを縄で結わいたのが竹の小舞である。このときに使う細く割った竹を小舞竹と言う。この竹の小舞に土を何回か塗って、昔の家の壁はつくられたのである。竹の小舞は、現在使われている建材で言えば、ラスに相当する。天井の竿縁や照明器具の目垣、建仁寺垣などにも利用される。





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