『頭のよい子が育つ家』で主張されているのは、家族のコミュニケーションが密で、いつも家族の気配や動きを感じられる家こそ、成績のよい子が育つ、ということです。キーワードは「コミュニケーション」です。これは何も、親子が始終、会話していなければならない、ということではないと私は思います。有名中学に合格した子どもたちは、自分の部屋の学習机で勉強していたわけではありませんでした。ダイニングの大きなテーブルに勉強道具を持ってきて勉強したり、リビングの本棚の前に移動式の机を設置して勉強したり、家のどこへでも移動していたのです。
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勉強している時、ふと目をあげればお母さんが鼻唄を歌いながら夕飯の支度をしているかもしれません。大きなテーブルの反対側では弟が宿題をやっていて、向こう側にはお父さんが座って新聞を読んでいるかもしれません。