切り妻の屋根の構造は経済的

2011.12.16

屋根で、なんといっても一番安くあがるのは、凸凹のない矩形の平面を持つ家に乗せられた切り妻の屋根です。複雑な屋根は複雑になればなるほど高くかかって家のためにも良くありません。というのは、雨漏りのするのはほとんど谷の所からするからです。(屋根の方向のちがう二つの傾斜がぶつかって谷のようになっている所。屋根を葺くとき、まずここに捨谷といって銅やブリキで平たい樋のようなものを作るのですが、これも沢山になると馬鹿にならない金額になるものです)。

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屋根葺材料はどんなものをえらべば良いでしょうか。私は軽量材料(アルミニュームのようなもの)が最も好ましい材料と申しあげたい。セメント瓦・厚型スレート・石綿スレート等は、まず第一に破れやすいという欠点があります。これは屋根葺材として致命的な欠点です。価格が安くてもながい年限の間の補修などを考えると結局不経済になります。逆に非常に持ちの良い上等の洋瓦などは坪あたり四千円も五千円もして贅沢品の中に数えられるべきものです。日本瓦は良い屋根葺材料と考えられますが、建物の構造自体を軽量にする意味で難点があります。二、三年に一度でもペンキ塗をするつもりならば、亜鉛鍍鉄板葺でも立派なものです。





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